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2011/03/19  TUNAMI

遅ればせながら、今回被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げます。
私事ではありますが、女房の実家が岩手でありますので、私にとりましてもこの震災は他人事ではございません。

ご存知の通り地震は14時46分に起きました。15時の時点で事の重大さに気付き、慌てて義父に電話(携帯)をしましたが、10回、20回と掛けてもつながりません。漸くとつながりましたのは、15時15分頃で、電話口の義父が発した第一声は「部屋ん中めちゃくちゃだ。」でありました。その後は、「あ~あ。あ~あ。」と落胆と恐怖で言葉にならず、そう言うそばから、「あっまた地震だ!」と余震の脅威に怯える様子を聞くにつけ、電話を手に立ち尽くす私の無力さに、歯痒さと情けなさを強く感じつつも、やっぱり現実には1000キロ離れた向こうでは、何ひとつとして、してあげられることはございません。

幸い、実家にケガ人などはございませんでしたし、親戚、友人にも亡くなられたり、行方不明者はございませんが、実家の家屋は、屋内外に亀裂が生じ、震災直後は、停電、断水に見舞われ、しばらく不自由な生活を強いられたのであります。今も、食料調達やガソリン調達は困難を極め、ガソリンスタンドは給油制限で、客同士が喧嘩する有様だそうです。我が名古屋でも乾電池がどこを探しても品切れであるとか、トイレットペーパーが品切れであるとか、ミネラルウォーターが品切れであるとか、本来、被災地に送るべき物資さえ、名古屋のどこかに消えていくのが、哀しいかな現実であります。

今は、何もない平凡な日々が、真の意味で幸せだったと認識すると同時に、有事の際、「常識」「倫理」といった概念がもろくも崩壊し、自分や家族のことだけで一杯一杯になってしまうということを現実として受け止めるしかございません。

助けを求める者がいれば、それを助ける者がいるわけでありまして、今、この時、自分は何を為すべきなのか?はたまた、何ができるのか?乾電池やトイレットペーパーを買い占めておいて、被災者をかわいそ、かわいそと言ったところで、欺まんでありますし、過度な自己犠牲をしてまで、何かをすることが、支援と言えるのでありましょうか?

阪神淡路大震災の時に、芦屋の某暴力団が被災直後に炊き出しを行って、地域の方たちが大変助かったとの記事を週刊誌か何かで読みましたが、それを売名行為だとか、地域住民への機嫌取りだと言ってしまうのは簡単であります。しかし私は、助けるか?助けないか?の二択において、助けた先に売名行為があったとしても、傍観者に紛れて、助けもしない人間より、すばらしいことだと思うのであります。

かくゆう私も、些少ながら義援金を送らせて頂きましたが、まだ出来うることがあるんじゃないかと考えを巡らせております。例えば自分だけは、物品を買い占めたりしないとか、節電に努めるとか、古着でも送らせてもらおうとか。飽食の時代にありながら、30万人の方々が、満足に食すこともできず、寒さと不安な日々を過ごしていらっしゃいます。同じ日本人でありますから、物の取り合いなどしている場合ではございません。どうかひとりひとりが、有り余っている幸せを、少しずつ被災者に分けてあげて下さい。自分に出来うることでいいのです。ホワイトデーに義理チョコのお返しをいくつも買った貴兄、そんなことしてる場合じゃなかったのでは・・・・・・???

不動産部 加藤 一史

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