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2011/04/30 GW!
昨日からGWに突入であります。今年はど真ん中の5月2日が月曜日でありますので、3連休×2の方もいらっしゃることでありましょう。はたまた2日に有給を取って7連休、ってな方もいらっしゃることでありましょう。とりあえず予定もあても無く、私は3日から4連休を頂く予定であります。
昭和の日(旧天皇誕生日)、憲法記念日、みどりの日、こどもの日と、1週間の内に祝日が4日も飛び込んでくる豪華な1週間であります。そんなこと今更何だ!と怒られてしまうことでありましょうが、じゃあ、30日と1日と2日が可哀想じゃないかとおっしゃる向きも、いないでもない。・・・ということで、30日、1日、2日に何か国民的記念日はと?調べてみたのであります。
1日は言わずと知れたメイデーであります。労働者の祭典と申しますか、毎年各会社でベースアップが叫ばれておりますが、今年に限っては大震災からの復興にチカラを合わせよう、との声が多かったようであります。2日は八十八夜でありまして、緑茶の日に制定されております。
大問題なのは30日。そう、今日であります。これほど世の中の人々に、見放された日がありますでしょうか?例えば男7人兄弟がいたとします。長男誕生に大喜び。次男、三男位までは次こそ女、次こそ女と両親の関心も強いものがございます。四男あたりで、もうそろそろ諦めようか?と相談し合い、それでも五男まで頑張り、これできっぱり諦めようと決心したと思いましたら、ついぞ6男を懐妊してしまう。(世の中の六男様には申し訳ございませんが、他意はございません。)いわゆるおまけであります。両親の間では、「おまえが大丈夫って言ったんだぞ」「あなたがいけないのよ」などと、六男の尊厳さえも揺るがすジャブの応酬。産まれてしまってからも、長男から順繰り、順繰りと着古された服を、さすがにこれ以上は無理と思われる、その限界まで着させられる運命なのであります。忘れた頃の七男は末っ子というパスポートを持ってこの世に生を受けます。両親にとりましても孫みたいな子供で、可愛くて仕方ない。生活にも少し余裕が出る年齢に達した両親は、六男の時に、してやれなかった全てのことを、せめてもの罪滅ぼし的意味で、末っ子にしてあげるのであります。
勿論、両親は六男にも愛情をかけてあげたかった、がしかし、環境が許さなかった。そういうこでありましょう。そういう紆余曲折でぞんざいな4月30日が、私は不憫でなりません。せめて4月30日が5月1日であれば、いや、4月が31日まであれば・・・。4月30日の気持ちになって考えれば、なんで俺だけが・・・でありましょう。
そんな4月30日にもひとすじの光が射したのであります。やっと見つけた4月30日の記念日は・・・なっ、なんと、「図書館記念日」であります。昭和の日やこどもの日に比べれば、三流、いや四流でありましょう。しかし、私は声を大にして言いたいのであります。世の中に1度も図書館を訪れたことがない人がおりますでしょうか?えっ、えっ?いるわけがございません。政治家の皆様も是非、4月30日にスポットライトを充てて頂いて、一流の祝日にしてあげて頂きたいと強く思うのであります。
さて私、図書館には幼少期から大変お世話になっております。いい機会ですので図書館につきまして、少し調べてみたのであります。図書館には司書さんという方がいらっしゃいます。と申しますか、図書館の職員の方は皆さん司書さんだと思っておりましたが、公立図書館の6割が非正規職員さんだそうであります。市町村によっては司書さんがいない図書館が4割あるそうで、そもそも図書館の無い市町村が3割もあって、過疎地域の6割に図書館が無いそうであります。司書さんになれば読書三昧かと思いきや、なかなかそうはいかないようであります。読書どころか図書館での仕事に追われて、以前より読書量が減ってしまう、ということでありましょうか?
かつて読書好きな私も、司書さんに憧れました時期もございました。そこで司書さんになるにはどうしたらいいのか?を、調べてみたのであります。(今更、超遅いのですが)勿論国家試験にパスしなければならないのでありますから、私のように人生をパスした者に、受ける資格もございません。・・・が、なにやら試験を受けるためには、様々な単位を必要とするらしく、なかなかハードルが高いそうなのであります。ハードルが高い。そう聞いた時点で、私の憧れは見事に打ち砕かれるのであります。
図書館の運営は(社)日本図書館協会が行っております。各図書館では職員さん(司書さんも含む)が、我々が借りる図書の管理、貸し出し業務、などを行っております。
以前、図書館の職員さんが勝手に図書を廃棄してしまった事件がございますが。これは新しい歴史書を作ろう、という会に所属する、図書館の職員さんが、既存の歴史書を勝手に処分してしまった、というものでありまして。日本図書館協会は、これに激怒しまして、裁判を起こし、そんなこと許されるわけないだろ!ってなもんで、後に勝利しております。
その時に活躍したのが、「図書館の自由に関する宣言」であります。内容はと申しますと、図書館は基本的人権のひとつとして、知る自由を持つ国民に資料と施設を提供することを最も重要な任務とする。・・・というものであります。まさに、おっしゃるとおり、なのであります。ちなみに、「図書館員の倫理網領」というのもございまして、図書館員は図書館の自由を守り、資料の収集、保存及び提供に努める。として、これを侵すいかなる圧力、検閲をも受け入れてはならないし、個人的な関心や好みによる資料の収集、提供をしてはならない。・・いちいちごもっともなのであります。
図書館にある本を、勝手に捨ててしまうという暴挙は許されるはずもございません。・・・しかも図書館の職員さんが・・・。勿論、歴史を歪曲または隠蔽してしまうことは、日本の恥だと思うのでありますが、だからと言って、本を捨てちゃうっていうのも・・・。賛否両論だとは思いますが、天変地異の今だからこそ思い出して見て下さい。小学校に入学して最初に習うのが挨拶と物を大切に扱うということを・・・。
ということで、借りた金を返すのは当たり前ですが、借りた図書は2週間以内に必ず返しましょう。図書館を利用する時の礼儀であります。
不動産部 加藤一史
昭和の日(旧天皇誕生日)、憲法記念日、みどりの日、こどもの日と、1週間の内に祝日が4日も飛び込んでくる豪華な1週間であります。そんなこと今更何だ!と怒られてしまうことでありましょうが、じゃあ、30日と1日と2日が可哀想じゃないかとおっしゃる向きも、いないでもない。・・・ということで、30日、1日、2日に何か国民的記念日はと?調べてみたのであります。
1日は言わずと知れたメイデーであります。労働者の祭典と申しますか、毎年各会社でベースアップが叫ばれておりますが、今年に限っては大震災からの復興にチカラを合わせよう、との声が多かったようであります。2日は八十八夜でありまして、緑茶の日に制定されております。
大問題なのは30日。そう、今日であります。これほど世の中の人々に、見放された日がありますでしょうか?例えば男7人兄弟がいたとします。長男誕生に大喜び。次男、三男位までは次こそ女、次こそ女と両親の関心も強いものがございます。四男あたりで、もうそろそろ諦めようか?と相談し合い、それでも五男まで頑張り、これできっぱり諦めようと決心したと思いましたら、ついぞ6男を懐妊してしまう。(世の中の六男様には申し訳ございませんが、他意はございません。)いわゆるおまけであります。両親の間では、「おまえが大丈夫って言ったんだぞ」「あなたがいけないのよ」などと、六男の尊厳さえも揺るがすジャブの応酬。産まれてしまってからも、長男から順繰り、順繰りと着古された服を、さすがにこれ以上は無理と思われる、その限界まで着させられる運命なのであります。忘れた頃の七男は末っ子というパスポートを持ってこの世に生を受けます。両親にとりましても孫みたいな子供で、可愛くて仕方ない。生活にも少し余裕が出る年齢に達した両親は、六男の時に、してやれなかった全てのことを、せめてもの罪滅ぼし的意味で、末っ子にしてあげるのであります。
勿論、両親は六男にも愛情をかけてあげたかった、がしかし、環境が許さなかった。そういうこでありましょう。そういう紆余曲折でぞんざいな4月30日が、私は不憫でなりません。せめて4月30日が5月1日であれば、いや、4月が31日まであれば・・・。4月30日の気持ちになって考えれば、なんで俺だけが・・・でありましょう。
そんな4月30日にもひとすじの光が射したのであります。やっと見つけた4月30日の記念日は・・・なっ、なんと、「図書館記念日」であります。昭和の日やこどもの日に比べれば、三流、いや四流でありましょう。しかし、私は声を大にして言いたいのであります。世の中に1度も図書館を訪れたことがない人がおりますでしょうか?えっ、えっ?いるわけがございません。政治家の皆様も是非、4月30日にスポットライトを充てて頂いて、一流の祝日にしてあげて頂きたいと強く思うのであります。
さて私、図書館には幼少期から大変お世話になっております。いい機会ですので図書館につきまして、少し調べてみたのであります。図書館には司書さんという方がいらっしゃいます。と申しますか、図書館の職員の方は皆さん司書さんだと思っておりましたが、公立図書館の6割が非正規職員さんだそうであります。市町村によっては司書さんがいない図書館が4割あるそうで、そもそも図書館の無い市町村が3割もあって、過疎地域の6割に図書館が無いそうであります。司書さんになれば読書三昧かと思いきや、なかなかそうはいかないようであります。読書どころか図書館での仕事に追われて、以前より読書量が減ってしまう、ということでありましょうか?
かつて読書好きな私も、司書さんに憧れました時期もございました。そこで司書さんになるにはどうしたらいいのか?を、調べてみたのであります。(今更、超遅いのですが)勿論国家試験にパスしなければならないのでありますから、私のように人生をパスした者に、受ける資格もございません。・・・が、なにやら試験を受けるためには、様々な単位を必要とするらしく、なかなかハードルが高いそうなのであります。ハードルが高い。そう聞いた時点で、私の憧れは見事に打ち砕かれるのであります。
図書館の運営は(社)日本図書館協会が行っております。各図書館では職員さん(司書さんも含む)が、我々が借りる図書の管理、貸し出し業務、などを行っております。
以前、図書館の職員さんが勝手に図書を廃棄してしまった事件がございますが。これは新しい歴史書を作ろう、という会に所属する、図書館の職員さんが、既存の歴史書を勝手に処分してしまった、というものでありまして。日本図書館協会は、これに激怒しまして、裁判を起こし、そんなこと許されるわけないだろ!ってなもんで、後に勝利しております。
その時に活躍したのが、「図書館の自由に関する宣言」であります。内容はと申しますと、図書館は基本的人権のひとつとして、知る自由を持つ国民に資料と施設を提供することを最も重要な任務とする。・・・というものであります。まさに、おっしゃるとおり、なのであります。ちなみに、「図書館員の倫理網領」というのもございまして、図書館員は図書館の自由を守り、資料の収集、保存及び提供に努める。として、これを侵すいかなる圧力、検閲をも受け入れてはならないし、個人的な関心や好みによる資料の収集、提供をしてはならない。・・いちいちごもっともなのであります。
図書館にある本を、勝手に捨ててしまうという暴挙は許されるはずもございません。・・・しかも図書館の職員さんが・・・。勿論、歴史を歪曲または隠蔽してしまうことは、日本の恥だと思うのでありますが、だからと言って、本を捨てちゃうっていうのも・・・。賛否両論だとは思いますが、天変地異の今だからこそ思い出して見て下さい。小学校に入学して最初に習うのが挨拶と物を大切に扱うということを・・・。
ということで、借りた金を返すのは当たり前ですが、借りた図書は2週間以内に必ず返しましょう。図書館を利用する時の礼儀であります。
不動産部 加藤一史