祖霊殿耐震改修工事
工事の服田です。
祖霊殿(神式の御霊をまつる建物です。)の耐震補強工事を
12月1日より行っております。
工事1週間前に必要金物の個数を知るために天井裏に上がりました。
(広い天井裏・・・ヘビとか出ないかなあ?)
昔からの建物には守り神がいる・・・みたいなことを祖父が言っていたのを思い出しました。
実際に私の実家の天井裏には脱皮した残骸等のヘビがいる形跡がありました。
あたりを見渡しましたがどうやらヘビのいる気配はないようです。
栗のイガが数十個とその他が天井裏のある部分に散らばってました。
身は無くなっています。ネズミでしょうか?リスでしょうか?たぶん前者です。
いやはや、とにかくホコリが多い・・・小屋丸太の上には何十年分積もっていることでしょう。
上手に歩かないと・・・グハッ、背中にホコリの塊が入った・・・スゲー気分悪いし。
うろうろしながら数時間後・・・無事?調査完了。
天井裏の工事は仕口補強ダンパーという金物で柱と横架材を緊結し、鋼製の火打ち金物を取り付け、
細かな部分も金物で補強し、雲スジカイを増設します。
1階部分は要所に構造用合板を貼り、仕口補強ダンパー等金物で補強します。
押入れを4ヶ所撤去解体して補強した後に押入れを造作復旧します。
工事初日は鋼製火打ちを入れながら、天井裏の作業床と足場を作成、資機材を荷上げしました。
二日目に押入れ解体、外壁トタンめくり、各所の金物の取り付け作業を行いました。
順次アップしていきますのでヨロシクおねがいします。