「思い」が通じて、晴れてお引き渡し。
1月15日寒風吹きすさぶ中、現地は基礎工事の段階でしたが、ご主人ひとりで来場されお互いに鼻をすすりながら1時間近くも話をしたのを思い出します。ご主人はこの物件に対する「思い」を熱く語られ、私も自然にご主人に買って頂きたい、お力になりたいと思いました。
それ以後、多数のお客様が来場されましたが、ご主人に買って頂きたい、お力になりたいとの「思い」がありましたので、その都度ハラハラ、ドキドキしながら応対している自分に違和感を覚えることもありました。そんなある日、女性から1本の電話があり、たまたま会社で私が出たところ、この物件について真剣に検討中とのことでした。お名前をお聞きしたところ、ご主人と同じご苗字でしたので、ご主人のお名前も確認したところ、奥様であることが判りほっとしたと同時に、奥様にもその「思い」をお伝えしました。
3月3日にお申込を頂きました。通常、お申込を頂きますと、スムーズにご契約、決済、お引き渡しへと進む場合と、そうでない場合があります。今回のケースは後者の方で、競合があって、契約まで時間的猶予がありませんでした。幸いにして、銀行融資の承認も取れ、ご契約出来ると決まった際には、その旨お伝えする電話でご主人のお喜びになる声を聞き、込み上げるものがありました。
お互いの「思い」が通じて、桜の咲く今日、晴れてお引き渡しができました。おめでとうございます。そして、本当にありがとうございました。