「最高裁判所裁判官国民審査」に行ってきました!
本日は雨も上がり絶好の投票日よりであります。「何もこんな年の瀬に…、」とおっしゃる向きもございましょうが、どうやらまたまた政権交代しそうな感じであります。いっそのこと、持回りで4年交代にしちゃうのも手だったりします。
秋田の投票所では、選挙スタッフが寝坊して、7時になっても投票所が開かなかったそうであります。30人余りが列をなしていたそうでありますが、いつまで経っても投票出来ないんで10人程は帰っちゃったそうであります。・・・こんな事で、明日の日本はどうなっちゃうんでありましょうか?
さて私は、当然のことではありますが、既に投票は済ませております。今回は22番でありました。7時10分には投票完了であります。
今回は、衆議院選挙でありますので、もれなく「最高裁判所裁判官国民審査」なるものが付いてきます。この「・・・国民審査」でありますが、ド派手な議員選挙とは対照的に、投票所に行き、審査用紙を渡されてはじめて、名前を知る方々ばかりで、ちょっと不謹慎ではございますが、「こんなもんに意味あるの?」と、毎回思っちゃうのであります。
実際、昭和24年の第1回から、ただのひとりも罷免された裁判官はおりません。過半数を獲得しますと罷免になるわけでありますが、過去最高の得票率は昭和57年の下田武三氏の15.17%でありまして、これが、限りなく罷免に近づいた時の最高数字であります。
昨今、何十年も投獄される冤罪事件を考えますと、もっと積極的に裁判官の情報を開示して頂いて、判断ミスを犯したりした裁判官は、罷免になってもらっても仕方ない?のではないでしょうか?
・・・でありますから、いかにも儀礼的、形骸的な「最高裁判所裁判官国民審査」に物申したいわけであります。
そんなわけでありまして私は、今回も全員に×印を付けてきました。・・・マジであります。
不動産部 加藤一史