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ドナー

「五体満足」のという言葉がございますが、、五体とは、頭、首、胸、手、足、のことを指したり、頭、両手、両足を指したりと、きっちりと決まっているわけではございません。転じて、身体のどこかに障害や病を抱えずに産まれてくることを「五体満足」と言うのであります。

昨日、日本で初めて6歳未満の男の子が「脳死」判定されたわけでありますが、その大きな一歩を踏み出すのに、どれだけの無念と、どれだけの有識者と、どれだけの時間を費やしてきたことでありましょうか?

勿論、私なんぞには、「脳死」に陥ってしまった、患者さんの思い、そのご家族の思い、それに関わる医師や看護師の思い、はたまた、臓器の提供を待つ、患者さんの思い、そのご家族の思い、それに関わる医師や看護師の思い、を計り知ることはできません。しかし、憚られるのでありますが、・・・「もし、自分の身に。」と考えた場合、「自分」は何を思い、何を考え、どういう行動をとるのか?また、どんな行動をとるべきなのか?

私は、そんなことを、考えずにはいられないのであります。

もし・・・まだ小学校にすら上がる前の我が息子が、私の目の前で、心臓はドクドクと動いているのに、「もう目を覚ますことは無い」、と告げられたとしましたら、果たして受け入れることが、私には、できるのでありましょうか?主治医にしても、それを親御さんに告知しなければならない不憫さは、腹を切られる思いでありましょう。

そんな奈落の底で、他人の生命を救おうと思えるのでありましょうか?

昨日、「脳死」判定された男の子のご両親は、「息子は、大きな希望を残してくれた。」とコメントされておりますが、結びに「家族が普段通りの生活を送れるよう、そっと見守って欲しい。」とも言っておられます。息子も私たち家族も、精一杯生きた、一生懸命生きた、・・・だから、これからは、ゆっくり穏やかに生きていきたい。・・・私には、そう言っておられるように聞こえるのであります。

私も、いつしか、送る立場や、待つ立場になるやもしれません。これを期にドナーカード(臓器提供意思表示カード)にサインをして、財布に入れておこうと思った次第であります。ちなみに、コンビニ、病院、市役所、郵便局、等々に置いてあるそうであります。


ドナーカード 臓器提供意思表示カード

ドナーカード 臓器提供意思表示カード

不動産部  加藤一史

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