上原投手、３４人連続斬り。
上原、２６戦０封！日本人新２９回１／３連続無失点！
スポーツ報知 9月13日(金)7時4分配信 より引用
◆レイズ３―７レッドソックス＝延長１０回＝（１１日・セントピーターズバーグ） レッドソックスの上原浩治投手（３８）がレイズ戦で同点の９回から登板し、１回を投げ３者凡退に抑えた。これで２６試合連続無失点、２９回１／３連続無失点となり、０３年マリナーズ時代の長谷川滋利が作った日本人記録をともに更新した。味方が延長１０回に勝ち越し、その裏を田沢が締め、４勝目を挙げた。
セーブの付かない場面で、ファーレル監督は守護神を起用した。２位との大事な試合。上原も「９回は相手もクローザーが出てきた。雰囲気が向こうに行くのが嫌だった。何とか止めようと思った」と気合十分でマウンドへ。前日は１回１／３を投げ、イニングまたぎの翌日では初の連投だったが、先頭から２者連続空振り三振を奪い、球宴出場のゾブリストを二ゴロに仕留める圧倒的な内容だった。
延長１０回、代打カープの満塁本塁打を呼びこみ、白星が転がりこんだ。「一発だけが怖いので、スプリットをいかに低く投げるかを意識した」。連続打者凡退も３４人となり、１９５２年Ｅ・キンダーの３２人を抜く球団新記録と記録ラッシュだ。「自分の名前が残るのは素直にうれしい」と笑顔を振りまいた。
試合後、自らのツイッターでは「投げてきました。今日もしびれたぁ」と興奮を抑えきれない気持ちをつづった。優勝争いの主役を演じることを楽しんでいるようだった。
ファーレル監督は「流れを引き寄せてくれた」と絶賛した。６年ぶりとなるア・リーグ東地区優勝へのマジックナンバーは８。１３日からは本拠ボストンで９試合が予定されており、抜群の安定感を誇るクローザーが、歓喜の瞬間のマウンドにいるに違いない。
私は巨人ファンではございませんが、元巨人の上原選手の活躍は賞賛に値すると思います。どこまで記録が伸ばせるか楽しみです。先発投手なら、２７人連続斬りでパーフェクトゲームです。むしろ３４人連続斬りを小刻みに達成する方が価値があると思います。コンディションの悪い日もあったと思いますし、その都度プレシャーも想像を絶するものがあります。
残念でならないのは、そんな貴重な記録でも、代理人の契約条項の中に、記録の対価が含まれていないとのニュースがあることです。