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優駿

皆様、クリスマスはいかがお過ごしでしょうか?本日は、クリスマスと同時に日本競馬会の大晦日であります。普段、競馬にご興味が無い方でも、「有馬記念」は聞いたことがあると思います。1年間闘った優駿たちの最後の大仕事であります。

場所は千葉にある中山競馬場であります。私の卒業した高校は中山競馬場から1番近い高校でありました。競馬場から徒歩12,3分と言ったところでありましょうか?校門を出ますとひたすら真っ直ぐ歩きます。すると中山競馬場の正門に辿り着くわけであります。誰が言ったかこの道を「おけら街道」と呼ぶのであります。

道々、競馬新聞屋さんや、イカ焼き屋さんや、とうもろこし屋さんが露天を出しておりますが、フトコロが熱くなった方のみのステイタスであります。止めときゃいいのに、帰りの電車賃まで、馬群に消え去る輩も少なくないのであります。

そんなわけでありまして、高校生の頃から中山競馬場には出入りしていたわけでありますが、場内で担任の先生とばったり出くわした経験もございます。(根本先生ごめんなさい!)数万人もいる中で、会ってはいけない人に、会ってしまうなんざ、ネガティブシンキングの極みでありまして、ビクビクとしている時に限って、そういうことになってしまうわけであります。

さて、有馬記念の最大の思い出は、22歳の時であります。この年は、シンボリルドルフ、ミスターシービー、カツラギエースと三役揃いぶみ適な年でありました。朝から仕事を休み、通学で通い慣れた道を意気揚々と愛車のケンメリで中山競馬場を目指します。

場内に着きますといっちょ前にパドックを覗き、カイバがなんちゃら、ハミがなんちゃらと、つれにうん蓄を垂れながら、内馬場へと向かいます。地下道を通り、数百メートル歩きますと、内馬場へと出るわけでありますが、道すがらには、歴代G1勝利馬の写真が煌々と掲げられているのでありまして、勝利した馬にだけ与えられるステイタスであります。後世までその名声は人々の記憶に刻まれるのでありますが、「あそこであの馬さえ出てこなければ。」とハナやクビの差で、撃沈する輩もその数倍いるわけでありまして、それはそれで記憶の中をうごめくのであります。

私はと言いますと、当然後者でありまして、シンボリルドルフから流しておきながら、ミスターシービーもカツラギエースも買えないのであります。あの時、スズマッハがもう少し頑張ってくれれば、その後の私の人生も変わっていたかも?しれません。

もう10年以上も競馬とも縁がございませんが、せっかくですので、懲りもせず予想だけさせて頂きますと、ブエナビスタが柱で、ヒモはトーセンジョーダン。馬連1-10を1万円ということでいかがでしょうか?
押さえとしまして、1-2、1-11、1-12、2-10、10-11、10-12を各5千円、合計4万円がおけらになるか?はたまたプラスに転じるか?ご報告は次のブログにて・・・・。

不動産部   加藤一史

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