校長先生
梅雨の真っ盛りでありますが、何故か陽射しの暑い日が続いております。あと10日もしますと真夏の太陽と共に、子供たちには夏休みがやって来るのであります。
娘は高1でダンス、息子は中2でサッカーと、日夜、部活動に頑張っておりますが、決してブレることなく情熱を注ぎ込む何かを、しっかり持っていれば、思い出深い学生生活を送ることができるのでありましょう。
しかし、昨今(最近始まったことではございませんが)、ちまたでは、「いじめの問題」がまたクローズアップされております。幸いウチでは、今のところ、いじめっ子にも、いじめられっ子にもなっていないようではありますが、明日は我が身でありますし、親の立場から言わせて頂ければ、「自殺」の練習までさせられてしまうようでは、安心して学校にも通わすことが出来ない、というものであります。
大津市の例の中学校の校長先生は、泣きながら校内放送で「自殺の練習はしていません。あれは嘘です。」と生徒さんに訴えたそうであります。教育委員会では、事実関係は調査中と、言っているのにもかかわらず、であります。
総じて「事実」を隠すのが、学校関係者でありまして、マスコミが生徒さんにマイクを向けますと、嘘か?真実か?色々な「新事実」が必ずと言っていいほど浮かび上がってくるのであります。
大人の事情というものがございますので、保身も分かるのでありますが、「いじめ」があったか?なかった?すら「分からない」とか「いじめはなかった」と、それこそ「嘘」をおっしゃるのであれば、教育の根幹は、どこにあると言えるのでありましょう?
ウチでは、何事に対しても一生懸命やりなさい!と常日頃申しておりますが、一生懸命の中からようやくと見えてくるモノがあるのだということを、子供たちには知ってもらいたいと願うのであります。
校長先生!一生懸命嘘ついてどうする!
世の中で1番悲しい事は、嘘をつくことです。・・・by 福沢諭吉
不動産部 加藤一史