梅雨入り間近
こんにちわ大林です。
今日は朝から重い雲が覆ったままで、太陽は姿を見せてくれません。そろそろ梅雨入り?ジメジメした感じ嫌ですね・・・
こんな空模様だからではありませんが、何だか暗いニュースばかりのような気がします。最近驚いたのは某アナウンサーの自殺のニュースでしょうか、まだ若いのに残念です。原因はうつ病と言われてますが本人しか分からない苦しみがあったんでしょうね、ご冥福お祈りしますとしか言いようがありません。ただ、病気に対する認識が間違った方向に行ってしまうのではないかという懸念や自殺を肯定するかのような報道はとても怖い事です。
昨年から世間を騒がせていた船場吉兆がついに廃業しました。食品の偽装問題から料理の使い回しまでお客様を裏切り続けたわけですから当然の結果なのですが、建築業界でも先日こんなニュースがありました。
「大臣認定を受けた耐火・防火建材の性能偽装問題で、国土交通省は22日、大手建材メーカー「大建工業」(大阪市)の防火構造外壁が必要な性能を満たしていなかったと発表した。」~毎日jpより~
http://mainichi.jp/life/housing/archive/news/2008/05/20080523ddm012040081000c.html
今回、私どもの会社でも利用させていただいている建材メーカーでしたので、気になり問い合わせをさせて頂きました。それによると、
「この製品(じかかべ)は特殊な下塗りをしないと正確な数値が出ないのですが、国交省に提出された申請書では、下塗り無しでも規定数値を満たすと解釈できる内容だということで、今回の試験の結果が発表につながったということでした」
・・・・察するところ、ココ最近の偽装問題で慌てた国交省が今まで許可した認定書を細かく再確認したところこういったケアレスミスが発覚したと言う事だと思います。もちろん大建工業にも誤認しかねない記載であったことに過失はありますが、認可先の国交省の責任はどうなのでしょうか?ニュースでは一方的にメーカーを非難するような内容ですが、一番の問題は今までの耐火商品偽装問題を含めて認定をしている国交省では?まるで責任逃れしてるような・・・
今回の問題の経由はなにか別の裏事情を勘ぐりたくなるようなお粗末な話なのですが、結論としましては、お客様への対応はどのメーカーも真摯に取り組んでおりますので、安心して頂きたいと思います。やはり住まいの問題は生活の中で「食」と並ぶ関心事です。作り手しかり、検査機関しかり、また今回のニュースを安易に一連の偽装問題と並列に扱うマスコミしかりで、安心した生活を送っていただく為にも各々が倫理に基づいて行動していくべきだと思います。
しかしまぁ~よくもこんなにいくつも不信や不安ばかりが表面化する今日この頃ですが、それに負けないで頑張りましょう!重い雲の上にいけば、太陽はいつも光を照らしているわけで、今見えている景色だけで世の中悲観しないでほしいですね
(こんなまとめでごめんなさい)
追記
「じかかべ」と言う製品は外壁に使用する材料名で、施工にはメーカーの教育を受けた者でないと出来ないことになっております。
大建工業では以下にてこの件に対するサポートをしています。