死闘
昨日(正確には本日)真夜中1時に目覚ましをセットしまして、なでしこジャパン、対フランス戦をテレビ観戦したのであります。ところが、ジャスト1時に目覚ましは鳴ったはずでありましたが、起きたのは1時半でありました。ハッ・・・っとして起きますと、テレビを点けるなり、大儀見選手のゴールシーンであります。
私にはそういう神がかり的な何かがありまして、先日の男子サッカーのゴールも、全く同じパターンで、準々決勝でしたか?真夜中に起きましてテレビを点けますと、ゴールシーンでありました。普段から、CMの間にチャンネルを変えると途端にホームランシーンだったりするのであります。
まっ、そんなことはどうでもいいことでありまして、本日は「死闘」のお話であります。
何故?今「死闘」か?でありますが、本日の女子サッカーに「死闘」を見たからであります。後半早々2対0とリードしました日本は、守りに入ってしまうのであります。2対1となり、直後PKまで与え、辛くも2対1で勝利するのでありますが、PK以降は、まさに「死闘」でありました。
ロスタイム4分が余りにも永いと感じた日本人は、私だけではなかったことでありましょう。なにしろ最後の最後まで勝負の行方が分からないからであります。しかも、残り時間15分あたりに、大チャンスを大儀見選手がはずしてしまい、そこからは防戦一方の展開でありました。
我慢と勝負時は紙一重でありまして、まさにピンチのあとにチャンスが巡ってくるものであります。死に物狂いに戦う勇士など、なかなか目にすることはございませんが、国の誇りを懸け、自身のプライドを懸け、様々な重たいものを背負って戦う姿は、「死闘」以外の何ものでもございません。
日本の勝利で終わった直後のもうひとつの準決勝がアメリカ、カナダ戦でありますが、延長120分の死闘で決着がつかず、ロスタイム3分に入り、あと30秒余りでPK戦に突入という時でありました。アメリカが決死のゴールで、万事休す・・・であります。
金メダルを狙うと公言していたなでしこジャパンは、いよいよ本当に決勝の舞台へと駒を進めたのであります。私個人としましては、是非とも世界の鼻を明かしてやってほしいと思うのでありますが、もう1度あの「死闘」が観れるだけで、ワクワクドキドキして、充分感動ものであります。
奇しくも原爆の日に、日本対アメリカが決定するとは・・・何の因果か?また、「死闘」になりそうであります。
ワールドカップに続いて、アメリカの鼻を明かしてやれ!・・・・・がんばれ!ニッポン!
不動産部 加藤一史