サタデーナイトフィーバー
前々回のブログでドナサマーさんの訃報を書かせて頂きましたが、その時「サタデーナイトフィーバー」という映画で日本でもディスコフィーバーが巻き起こったことをご紹介しました。
その映画のサウンドトラックの大部分をビージーズが担当したのでありますが、丁度1週間前、そのメンバーのひとり、ロビン・ギブさんが亡くなられました。よりによりまして、ディスコの立役者の相次ぐ訃報に、30数年という年月の重い流れを感じるのであります。
自分では、まだまだ若いつもりでおりますが、されとて既に50歳代。身軽にディスコで踊っていた頃を思い出しますと、今では自宅の階段さえも重い日々なのであります。
さて「サタデーナイトフィーバー」は,1977年(昭和52年)11月15日にリリースされておりますが、全世界で4000万枚売り上げたそうであります。(その内の1枚は確実に私であります。)映画のサントラ盤がそんなに売れることなど、有り得ないわけでありまして、74分6秒のこのアルバムに世界が酔いしれたということでありましょう。
日本では1978年(昭和53年)7月に映画が封切られております。1978年といえば、私は高校2年生でありまして、高2の夏は「サタデーナイトフィーバー」で始まったと言っても過言ではございません。私も銀座の映画館まで足を運んだのを鮮明に憶えております。帰りに上野までホコ天を歩いたのも、今となりましては、いい思い出であります。
私が高2の時には、矢沢永吉さんの「時間よ止まれ」や、サザンオールスターズの「勝手にシンドバット」が流行っておりまして、なんだか熱い熱い年だったのであります。その分、思い出もあふれる程詰まっているのであります。
あの頃がつくづく懐かしく思うのは、充実した青春を送っていた証拠でありましょう。是非、私の娘たちにも、楽しく、充実した、生涯思い出に残る、青春を過ごして欲しいと、親として思うのであります。
不動産部 加藤一史