大願成就2
昨日は娘の合格発表でありました。友人、知人、同僚等に「どうだった?」「どうだった?」と訊かれるのでありますが、本日ご契約頂いたお客様にまで、「娘さんどうでした?」とご心配を頂きまして、何がなんでも娘には合格してもらわないと、私の立場も無いというものであります。(今更ながらこのブログの威力は凄まじいものであります。)
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、愛知県の公立高校は2校受験することが出来ます。だからと言って2校に合格しても、どなたのカラダもひとつでありますので、どちらかに通うことになるのでありますが、どの受験生にも必然的に第一志望、第二志望があるわけでありまして、これは、プロ野球のドラフト会議を待つ、選手みたいなものでありまして、指名されるのか?されないのか?意中の球団なのか?そうでないのか?・・・?
受験生にとりまして、究極のドキドキであります。合格しているのか?してないのか?たとえ合格でも第一志望なのか?第二志望なのか?どの学校も一斉に午前10時ジャストにホワイトボードに受験番号を張り出します。9時45分くらいになりますと、1人、2人と受験生とその保護者とおぼしき方々が砂糖に群がるアリのように、黒山の人だかりを形成します。・・・自分以外の受験生が、いかにも利発そうに見えたりするものですから、不安は一層増幅するのであります。
・・・で、受験生諸氏は、2校受験してどちらの学校に発表を見に行くか?でありますが、・・・まっ、どちらを見に行っても結果は同じなのでありますが、例えば、第一志望の学校に発表を見に行くとしましょう。見事第一志望に合格しますと、受験番号と共に「本校に合格」と記されてあります。惜しくも第ニ志望に合格ですと、第一志望校の受験番号と共に「相手校に合格」とあいなるわけであります。当然のことながら、受験番号が無い不遇は言うまでもございません。
娘は第二志望の学校に友人6人と見に行ったそうであります。(友人諸氏は第一志望の方も、第二志望の方もいらしたようですが。)その内、3人がどちらかに合格して、3人が受験番号が無かったそうであります。
・・・・・で、娘でありますが、受験番号と共に「本校に合格」でありました。本人いわく、「ほっとした。」でありました。勿論、受からなかった友人が目の前にいるわけで、なんとも複雑な思いであったとは思います。今回の受験でプチ挫折した娘ではございますが、合格したその日に、同校に通う近所の先輩の家に行き、制服はどこで買ったら安いだとか、部活は何部が楽だとか、情報収集に余念がないのであります。・・・さすが、親の子であります。
そうそう、合格発表の前日娘に受験番号を初めて訊いたのでありますが、受験番号は583でありました。・・・訊いた私がまずかった。
ご破算であります。
不動産部 加藤一史